7月に入り、本格的に暑くなってきましたね。インターネットやガイドブックを見て、夏休みのプランをねられている方も多いのではないでしょうか。そうそうガイドブックといえば、昨年『ミシュラン・ガイド東京』がアジア圏で初めて出版され、話題になりましたね。
『ミシュラン・ガイド』はフランスのタイヤメーカー・ミシュラン社が出版する、世界屈指のレストラン・ホテルのガイドブック。レストランの評価を3つから1つの星で表すことで有名ですよね。
『ミシュラン・ガイド』の誕生は1900年。当時珍しかったドライブを広めることが目的で、地図やドライブイン、ガソリンスタンド、修理工場などが掲載されていたそう。1926年から料理の美味しいレストランがあるホテルを星で評価するシステムがスタートしました。
評価は、調査員が身元を明かすことなく一般客と同じようにレストランやホテルを訪れて行われます。レストランは1.素材の鮮度と品質、2.調理技術の高さと味付けの完成度、3.オリジナリティ、4.コストパフォーマンス、5.つねにクオリティを保つ料理全体の一貫性という5つのポイントから評価され、星は「3つ星:そのために旅行する価値がある卓越した料理」「2つ星:遠回りしてでも訪れる価値がある素晴らしい料理」「1つ星:そのカテゴリーでとくに美味しい料理」を意味しています。
さて、覆面調査は毎年行われており、私がフランスで働いていた3つ星レストランにも調査員がやってきました。もちろん、表向きには調査員ということはわかりませんが、ホールのスタッフによると料理についてあれこれ質問してきたり、メモをとっていたり、他のお客様と違うそうなのです。「調査員が来ているよ」とキッチンにも報告が入りますが、料理人たちは特別なことをするでもなく、意識していませんでしたね。
『ミシュラン・ガイド』は東京版に続き、関西版も出版される噂があるそう。プラスモンジュにも調査員がやってくるかもしれませんが、星が付いても付かなくてもお客様に美味しい料理と最高のサービスを提供することが私の仕事であり、喜びです。これからも変わることなくがんばってまいりますので、ぜひ一度足をお運びください。